鍼灸師とは?専門学校や仕事内容についてよくある疑問・解決方法を分かりやすく紹介

鍼灸師の専門学校は働きながらでも通学できる?
鍼灸師の専門学校は働きながらでも通学することが十分に可能です。
一般の専門学校は昼間部と呼ばれ、日中に授業や実習などが行われますので、普通に仕事を持っている人が働きながら通うことは困難になります。
ですが、鍼灸師の専門学校は夜間部もあり、だいたい夕方6時から9時くらいまでの間に授業や実習などを行うカリキュラムが組まれています。
この時間帯であれば、日中は仕事をしている人であっても終わった後に通うことも可能となるわけです。
ただしもちろん掛け持ちとなりますので、肉体的にもまた精神的にも口で言うほど簡単にこなせるようなものではないかもしれないことには、十分に注意しておく必要があります。
鍼灸師の専門学校に通う以上は、最終的な目標は国家試験に合格して免許を得ることにあるはずですが、それはただ授業に出席してさえいれば自動的に得られるようなものではなく、予習や復習とか試験勉強なども含めてそれなりに厳しく、時間を取られるものであることは覚悟しなければなりません。
鍼灸師を目指すうえで年齢制限はあるのか?
社会人経験をしている間に「鍼灸師を目指したい」と心に決める人もいるかもしれません。
そういった時に気になるのが「年齢制限」についてです。
国家資格の中には制限が設けられたものあり、夢の実現を阻まれることもあるでしょう。
しかし、鍼灸師になる為に必要となるはり師やきゅう師の受験資格には年齢制限は設けられておらず、どの世代であっても専門の学校で知識や実技を学べば試験に挑戦することができます。
また、鍼灸師という仕事は若いから優遇されるということもありません。
むしろ、年を重ねたからこそ痛みや不調を感じている患者さんに対しての配慮や心づかいができることもあります。
あなたが培ってきた人生経験を生かすことができるかもしれません。
一度、資格を取得してしまえば更新する必要もなく、手に職があることで一定の収入を得ることも可能になります。
鍼灸師という仕事に興味のある方は、やりたいと思いついた際に、是非、専門の学校での学びを検討してみるとよいでしょう。